問題
機械A,Bを用いて部品p,q,rを加工する作業を下図のようなアローダイヤグラムで表現したい。ただし,この作業は以下の条件を満たさなければならない。
【条件】
*機械A,Bのいずれにおいても部品をp→q→rの順に加工する。
*部品p,q,rはいずれも機械A→Bの順で加工される。
*各機械は一度に1つの部品しか加工できず,機械が1つの部品の加工を始めたら,その加工を中断することはできない。
*2台の機械は異なる部品を加工するのであれば並行して使用できる。
いま,機械Aで部品p,q,rを加工する作業をそれぞれAp,Aq,Arとし,機械Bで部品p,q,rを加工する作業をそれぞれBp,Bq,Brとしたとき,図中の(ア)〜(エ)に該当する作業の組合せとして最も適切なものはどれか。
なお,図中の破線矢印はダミー作業であり,実際の作業には対応しないが,(ア)の作業終了後に(エ)の作業を開始することを示している。
選択肢
ア | イ | ウ | エ | |
① | Aq | Bp | Ar | Bq |
② | Aq | Bp | Bq | Ar |
③ | Aq | Ar | Bp | Bq |
④ | Bp | Aq | Bq | Ar |
⑤ | Bp | Aq | Ar | Bq |
答え
①
解説
部品はp、q、rの順に作るため、(ア,ウ)または(イ,エ)の組み合わせが、(Aq,Ar)、(Bp,Bq)になります。
アがエに先行するフローであることから、ア:Aq、エ:Bqであることがわかります。