技術士の技事録

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技術士第一次試験適性科目 平成21年度 Ⅱ-5

問題

近年,技術者倫理という言葉が普及してきた。技術者倫理とはどのようなものであろうか。言葉だけをみるなら,「技術者倫理」には「法」という言葉は入っていない。しかし,これは,技術者倫理はそれとは無関係であるということを意味しない。そこで,技術者倫理と法との関わりに関するア)〜エ)の記述について,正しいものは◯,誤っているものは×として,適切な組合せを①〜⑤の中から選べ。

ア)技術者倫理というものは,経済状況がよいとき,すなわち景気がよいときに守るべきものであって,技術者は,景気が悪いときには,最低限のルールである法さえ守っていれば充分であって,倫理まで問われることはない。
イ)法を守るのは当然のことであるが,技術者のような専門家,専門的知識を持つ者には,それに加えて高い倫理観が必要であるとされる。たとえ法による規制がない場合でも,公衆に対する危険を察知したならば,それに対応する責務が技術者にはある。
ウ)社内で法令違反があるときには,発覚して公になることはなんとしても防ぐべきである。「やったことより見つかることの方が悪い」という考えを持って,社内でその考えを共有することが肝要である。
エ)技術者倫理では,法を守ることはまず当然のこととされている。技術者は,それに加えて,法の網の目をくぐってコストを削減することを考えなければならない。それによって安全性を犠牲にすることになったとしても,法には反していないのだから問題はない。

選択肢

 
× ×
× × ×
× ×
× ×
× × ×

 

答え

 ②

解説

ア)景気は無関係のため、不適切です。

イ)適切です。

ウ)法令違反の隠蔽であり、不適切です。

エ)安全性を犠牲にすることは許されないため、不適切です。