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技術士の技事録

情報工学部門の技術士が、IT技術動向、資格対策等を、勝手気ままに語ります。

技術士第一次試験適性科目 平成21年度 Ⅱ-13

問題

日本では「事故のないこと」を安全と考えるが,ISO/IECでは「受け入れ不可能なリスクのないこと」を安全と定義している。

事故原因に危険性,有害性等の調査実施(リスクアセスメント)の不備が取り上げられており,平成18年4月1日より改正労働安全衛生法が施行され,リスクアセスメントを実施することが努力義務となった。

リスクアセスメントに関する次の記述のうち,不適切なものを選べ。

選択肢

リスクアセスメントは,危険源を特定し,リスクを見積り・評価し,許容可能なリスクになったかどうかを判断し,許容できない場合はさらにリスク低減対策を実施することである。
リスク低減対策は,リスクマトリックスに基づく優先度を考慮して実施され,機械や設備の本質安全化,安全防護,使用上の情報作成の順に行われる。本質安全化は,人間にミスやエラーがあっても人聞に危害が及ばないように機械や設備を設計することである。
リスクアセスメントは,安全管理者や機械を使用するラインの管理者,職長,生産技術部門や保全担当技術者が参画して行われ,実際に作業をしている作業者は含めない。
従来は,「人間の油断や不注意」が事故の原因と考えられていたが,本法律では「人は間違いを犯し,機械は壊れる」ことを前提に安全対策の立案を求めている。
機械製造者は,リスクアセスメントを実施し,設備の本質安全化,安全防護及び付加保護方策を実施し,使用上の情報をまとめる。使用事業者は,機械製造業者から提供された使用上の情報に基づいてリスクアセスメント,保護方策を実施することが求められる。

 

答え

 ③

解説

① 適切です。

② 適切です。

③ 実作業者も含まれるため、不適切です。

④ 適切です。

⑤ 適切です。