技術士の技事録

新米技術士が、IT技術動向・高度資格試験対策等、現役SE向け情報を発信します。

技術士第一次試験適性科目 平成22年度 Ⅱ-9

問題

近年,IT化(情報技術Information Technology)の進展に伴い,コンピュータやネットワークを利用して大量の個人情報が処理されている。こうした個人情報の取扱いは,今後ますます拡大していくと予想され,個人情報は,その性質上いったん誤った取扱いをされると個人に取り返しのつかない被害を及ぼすおそれがある。実際,企業からの顧客情報の流出や個人情報の売買事件が多発しており,国民のプライバシーに関する不安も高まっている。

こうした状況を踏まえ,誰もが安心してIT社会の便益を享受するための制度的基盤として,「個人情報の保護に関する法律(平成15年5月30日法律第57号)(以下「個人情報保護法」という。)」が成立した。

個人情報とは,「生存する個人に関する情報」で,特定の個人を識別できるものをいう(個人情報保護法第2条)。法の義務の対象となる個人情報は,主として「検索することができるように体系的に構成」された個人情報である。

「個人情報保護法」にもとづき,個人情報の取り扱いに関する次のア)〜エ)の記述について,正しいものは◯,誤っているものは×として,適切な組合せを①〜⑤の中から選べ。

ア)自社の従業員に関する情報は,「個人情報」には該当しない。
イ)私的な年賀状を出す目的で,知人の個人情報をデータベース化して管理している場合,個人情報保護法上の管理義務が生じる。
ウ)契約書などから個人情報を取得する場合は,個人情報の利用について承諾確認をする必要がある。
エ)災害や事故等の緊急時に,患者の家族等から医療機関に対して,患者に関する情報提供依頼があった場合,本人からの同意を得なくても個人情報を提供できる。

選択肢

 
× ×
× ×
× ×
× ×
× ×

 

答え

 ②

解説

ア)自社従業員も該当するため、誤りです。

イ)個人情報取扱事業者に該当せず、誤りです。

ウ)正しいです。

エ)正しいです。