技術士の技事録

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技術士第一次試験適性科目 平成22年度 Ⅱ-10

問題

製造物責任法(PL法)とは,製品の欠陥によって生命,身体または財産に損害を被ったことを証明した場合,被害者は製造会社などに損害賠償を請求できる法律である。製造業者,消費者がお互い自己責任の考え方を踏まえながら,製品の安全確保に向けて一層の努力を払っていく必要がある。

PL法に関する次の記述のうち,不適切なものを選べ。

選択肢

製造業者等が,自ら製造,加工,輸入又は一定の表示をし,引き渡した製造物の欠陥により他人の生命,身体または財産を侵害したときは,過失の有無にかかわらず,これによって生じた損害を賠償する責任がある。
安全性に係らないような単なる品質上の不具合は,PL法の賠償責任の根拠となる欠陥に該当する。
表示や取扱説明書中に,設計や製造によって完全に除去できないような危険について,それによる事故を回避するための指示や警告が適切に示されていない場合,欠陥と判断される。
常識では考えられないような誤使用(異常な使用)によって,事故が生じた場合には,製品の欠陥がなかったと判断されることがある。誤使用の判断は,製造物の特性,通常予見される使用形態,製造業者等が当該製造物を引き渡した時期,等に基づいて行われる。
PL法に基づいて損害賠償を受けるためには,被害者が,下記の3つの事実を明らかにすることが原則となる。
(1)製造物に欠陥が存在していたこと
(2)損害が発生したこと
(3)損害が製造物の欠陥により生じたこと

 

答え

 ②

解説

① 適切です。

② PL法では、通常有すべき安全性を欠いていることを欠陥と定義しており、不適切です。

③ 適切です。

④ 適切です。

⑤ 適切です。