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技術士の技事録

新米技術士が、IT技術動向・高度資格試験対策等、現役SE向け情報を発信します。

技術士第一次試験適性科目 平成22年度 Ⅱ-12

問題

文部科学省・科学技術学術審議会は,研究活動の不正行為に関する特別委員会による,研究活動の不正行為に関するガイドラインをまとめ,2006年(平成18年)に公表した。
担造,改ざん,盗用(ひょうせつ(剽窃)ともいう。)は,それぞれ英語ではFabrication,Falsification,Plagiarismといい,研究活動の不正をFFPと略称する場合がある。FFPや同じ研究成果の重複発表,論文発表者の公表が不適切なことなどは,研究の公正さを損なう不正行為の代表的なもので,違法であるか否かとは別次元の問題として,取り組みが必要である。

次のア)〜エ)の記述について,正しいものは◯,誤っているものは×として,適切な組合せを①〜⑤の中から選べ。

ア)従来から,科学的に適切な方法により正当に得られた研究成果が結果的に誤りであった場合,不正行為には当たらないと考えるのが一般的であったが,その考え方はこのガイドラインが出た後も不変である。
イ)文部科学省は税金を科学研究費補助金などの公的資金に当てて科学技術の振興を図る立場なので,このような不正行為に関するガイドラインを公表したが,個人が自らの資金と努力で研究活動を行い,その成果を世の中に公表する場合には,このガイドラインの内容を考慮する必要はない。
ウ)同じ研究成果であっても,日本語と英語で別々の学会に論文を発表する場合には,上記ガイドラインの重複発表には当たらない。
エ)従来,研究者コミュニティ(大学,研究機関,学会等)は,倫理綱領や研究規範等を独自に定めて自律・自浄努力をおこなってきたが,このガイドラインの制定により,それらの努力の重要性が相対的に軽減された。

選択肢

 
× ×
× × ×
× × ×
× ×
×

 

答え

 ③

解説

ア)適切です。

イ)不正行為に公的か個人的かは無関係のため、不適切です。

ウ)言語が異なっても内容が同じであれば重複発表となるため、不適切です。

エ)自律・自浄努力の重要性は変わらないため、不適切です。