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技術士の技事録

情報工学部門の技術士が、IT技術動向、資格対策等を、勝手気ままに語ります。

技術士第一次試験適性科目 平成22年度 Ⅱ-15

問題

最近の事故や事件に関する次の記述のうち,不適切なものを選べ。

選択肢

2007年6月渋谷の温泉施設で爆発事故があった。汲み上げた温泉水に混じったメタンガスが,施設内に漏れて充満したことが原因である。施設管理会社が,業務上の注意義務を怠ったことが間われているが,設計会社も,施設の持っているリスクを施設管理会社にどのように説明していたかが問われている。
2002年に自動車のハブ破損による死亡事故が発生した。ハブの破損は,ハブの強度不足による設計上の問題であるが,自動車会社は,当初,整備不良が原因と発表した。本来,リコールすべきところを,整備不良と発表したもので,その後,会社は構造上の欠陥を認めた。これらの判断は経営者によって行われており,技術者には倫理的責任がない。
瞬間湯沸かし器の一酸化炭素中毒による死亡事故は,湯沸かし器の安全装置部品の供給が間に合わなかったために,不正改造(安全装置を回避する応急措置)を実施したことが,原因の一つである。経営者は,不正改造で死亡事故が続発していたことを知りながら,点検・回収や注意喚起など危険回避の措置を取らなかった過失責任があると判断され,責任が間われた。
2005年のJR西日本福知山線脱線事故の直接原因は運転士のスピードの出し過ぎであるが,背景要因として,当該個所のカーブの半径を600mから304mに変更した際に,リスクアセスメント等の安全対策をどのように行ったかが問われている。
足利事件では,容疑者が逆転無罪判決となった。この事件でDNA鑑定を行った人達の証人尋問が行われた。問われたことは,鑑定技術者達が当時のDNA鑑定技術の精度を関係者にどのように伝えていたかである。

 

答え

 ②

解説

① 適切です。

② 技術者にも倫理的な責任はあるため、不適切です。

③ 適切です。

④ 適切です。

⑤ 適切です。