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技術士の技事録

情報工学部門の技術士が、IT技術動向、資格対策等を、勝手気ままに語ります。

QC検定3級問題 データの取り方とまとめ方③

問題

 サンプリングと誤差に関する次の文章で正しいものには⭕️、正しくないものには✖️を選べ。

  1. 母集団を構成するいずれの要素も等しい確率でサンプルに含まれるようなサンプリングを、意味のあるサンプリングをいうことで有意サンプリングという。  (1) 
  2. 24時間稼働している工程について1日の不適合品率を調べたい。この工程では毎日、朝9時、夕方17時、深夜1時に工程を停止して、工程のチェックを行っている。チェック直後には不適合品はほとんど発生しないことがわかっているので、チェック直後の3時点においてだけ、大きさ100のサンプルを抽出している。このようなサンプリングを有意サンプリングという。  (2) 
  3. {A,B,C,D,E}の5つの要素で構成される母集団から、大きさ2の標本を抽出しようとする場合、考えられる標本は{A,B}、{A,C}、{A,D}、{A,E}、{B,C}、{B,D}、{B,E}、{C,D}、{C,E}、{D,E}の10通りである。このどれもが等しい確率になるようにして得られたサンプルを単純ランダムサンプルという。  (3) 
  4. 真の重さが10(g)とわかっている物体について重量計で重さを測定したところ、10.2(g)という結果が得られた。両者の差である0.2(g)のことをサンプリング誤差という。  (4) 
  5. 真の重さが10(g)とわかっている物体について重量計で重さを2回続けて測定したところ、1回目が9.9(g)、2回目が10.1(g)という結果が得られた。1回目と2回目の差である0.2(g)のことをサンプリング誤差という。  (5)  

 

解答

(1) (2) (3) (4) (5)
✖️ ⭕️ ⭕️ ✖️ ✖️

解説

(1)

いずれの要素も等しい確率でサンプルに含まれてくるような抽出方法は「ランダムサンプリング」です。

(4)

この誤差は測定のばらつきによるものであり、ばらつきのある母集団の中からどれを抽出したかというサンプリングに起因するものではありません。

(5)

同じ物体を測定していることから、サンプリング方法に起因するものでなく、測定に起因する誤差になります。