問題
生物多様性の保全に関する次の記述のうち,最も不適切なものを選べ。
選択肢
① | 生物多様性条約は,1992年にリオ・デ・ジャネイロ(ブラジル)で開催された国連環境開発会議(地球サミット)で採択され,我が国も翌年加盟した。 |
② | 生物多様性条約の目的は,生物の多様性の保全,その構成要素の持続可能な利用及び遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かっ衡平な配分を実現することである。 |
③ | 移入種(外来種)は在来の生物種や生態系に様々な影響を及ぼし,なかには在来種の絶滅を招くような重大な影響を与えるものもある。 |
④ | 移入種問題は,生物多様性の保全上,最も重要な課題の1つとされているが,我が国では動物愛護の観点から,移入種の駆除などの対策は禁止されている。 |
⑤ | 生物多様性に悪影響を及ぼすおそれのある遺伝子組換え生物等の移送,取り扱い,利用の手続き等について,国際的な枠組みに関する議定書が採択されている。 |
答え
④
解説
① | 適切です。 |
② | 適切です。 |
③ | 適切です。 |
④ | 外来生物法等により、移入種の駆除等について定められているため、不適切です。 |
⑤ | 適切です。 |