下図に示される左端から右端に電流を流す回路システムA,B,Cを考える。システムAは信頼度0.9の単独回路からなり,Bは信頼度0.9の回路2つが直列につながったもの,Cは信頼度0.9の回路2つが並列につながったものである。各回路の故障が独立事象であるとき,システムA,B,Cの電流が流せる信頼度の大小関係として最も適切なものはどれか。
① B > A > C
② B > A = C
③ B = A = C
④ B < A = C
⑤ B < A < C
答え
⑤
解説
直列は信頼度の積になります。よって,システムBの信頼度は,
0.9×0.9=0.81
です。
並列は1−{(1−信頼度)の積}になります。よって,システムCの信頼度は,
1-{(1−0.9)×(1−0.9)}=0.99
です。
システムAの信頼度は0.9のため,B<A<Cとなります。