情報システムの開発では,ユーザ企業が外部のシステム開発業者と契約を結び,連携して開発する場合が多い。情報システムの開発委託契約に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
① 委託契約による開発において,委託先との間で著作権の帰属先が問題となることがある。著作者人格権を含む著作権は,契約により帰属を決定できる。
② 開発委託契約において,上流工程で完成の定義が唆昧な場合は請負契約が適している。
③ 簡易に,発注者が受注者へ注文書を発行し,受注者が注文請書を発行することで契約が成立とすることはない。
④ 受注者側の要員が発注者側へ常駐する形態を採ることがある。常駐する要員に,発注者側のマネージャは,指揮・命令を行うことができる。
⑤ 発注時点で完成形が暖昧な場合では,多段階契約を採用することで仕様変更の影響を抑えることができる。
答え
⑤
解説
XXX
① 委託契約による開発において,委託先との間で著作権の帰属先が問題となることがある。著作者人格権を含む著作権は,契約により帰属を決定できる。
XXX
② 開発委託契約において,上流工程で完成の定義が唆昧な場合は請負契約が適している。
XXX
③ 簡易に,発注者が受注者へ注文書を発行し,受注者が注文請書を発行することで契約が成立とすることはない。
XXX
④ 受注者側の要員が発注者側へ常駐する形態を採ることがある。常駐する要員に,発注者側のマネージャは,指揮・命令を行うことができる。
XXX
⑤ 発注時点で完成形が暖昧な場合では,多段階契約を採用することで仕様変更の影響を抑えることができる。
XXX