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技術士第一次試験専門科目 建設部門 平成29年度 Ⅲ-2

 土の構成と基本的物理量に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。

① 土粒子の質量に対する間隙に含まれる水の質量の割合を百分率で表したものを飽和度といい,飽和度が100%の土を飽和土と呼ぶ。

② 単位体積の土に含まれる土粒子の重量を湿潤単位体積重量という。

③ 粗粒土の構造(単粒構造)において,間隙比が低い(小さい)構造を密な状態,間隙比が高い(大きい)構造を緩い状態と表現する。

④ 日本統一分類法では,粒径が0.075mm以下の土粒子を細粒分(細粒土)と呼び,特に粒径が0.005mm以上の土を粘土という。

⑤ 粒径加積曲線が水平に幅広く描かれ,さまざまな粒径の土粒子が適度に混じり合った土は締固めやすい特色を持つ。このような土を粒度配合の悪い土と呼ぶ。

 

答え

      ③

解説

① 土粒子の質量に対する間隙に含まれる水の質量の割合を百分率で表したものを飽和度といい,飽和度が100%の土を飽和土と呼ぶ。
土粒子の質量に対する間隙に含まれる水の質量の割合を百分率で表したものを含水比といいます。

② 単位体積の土に含まれる土粒子の重量を湿潤単位体積重量という。
単位体積の土に含まれる土粒子の重量を乾燥単位体積重量(乾燥密度)といいます。

③ 粗粒土の構造(単粒構造)において,間隙比が低い(小さい)構造を密な状態,間隙比が高い(大きい)構造を緩い状態と表現する。
適切です。

④ 日本統一分類法では,粒径が0.075mm以下の土粒子を細粒分(細粒土)と呼び,特に粒径が0.005mm以上の土を粘土という。
粒径が0.005mm以下の土を粘土といいます。

⑤ 粒径加積曲線が水平に幅広く描かれ,さまざまな粒径の土粒子が適度に混じり合った土は締固めやすい特色を持つ。このような土を粒度配合の悪い土と呼ぶ。
このような土を粒度配合の良い土と呼びます。